このブログは、結婚を機に奈良県に転居したサラリーマンが第二の故郷【奈良県】を詳しく知るため、奈良県の様々な情報をまとめたブログです。
みなさんの参考になれば幸いです!どうぞよろしくお願いします。
記念すべき最初の投稿は【奈良県について】です。
この記事を読むと
・奈良県の概要
・奈良県の主な観光地
・奈良県の歴史
・奈良県の特産品
・奈良県の市町村ランキング
がわかります。
奈良県の特徴5選
結論から言いますと、奈良県の特徴は以下のとおりです(^^)
1.奈良県北部に人口の86%が住んでいる
2.県外就業率が高く、特に大阪での就業者が多い
3.海無し県(内陸県)であり、海無し県の中で一番面積が小さい
4.歴史の1ページを飾った地域であり、観光名所が多い
5.「奈良にうまいものなし」と言われているが、柿の葉寿司・三輪そうめん・いちごが美味しい
それぞれ解説していきたいと思います♪
奈良県ってどんなとこ?
※奈良県公式ホームページはこちら

みなさんは、奈良県にどんなイメージを持っていますか?
古都?鹿?それとも…何も浮かばない?
新米奈良県民の私が奈良県についてざっくり解説していきますね(^^)
概要
奈良県は近畿地方に位置する県で、県庁所在地は奈良市です。
隣接している都道府県は三重県、京都府、大阪府、和歌山県の2府2県となります。
各種シンボルは以下のとおり。
・県の木:スギ
・県の花:ナラヤエザクラ
・県の鳥:コマドリ
また、奈良県は海無し県(内陸県)でもあり、奈良県の他には栃木県、群馬県、埼玉県、山梨県、長野県、岐阜県、滋賀県の7県があります。
都道府県の面積は全国で8番目に狭く、海無し県では最も狭い県となります。
人口と人口分布
奈良県の令和7年4月1日現在の人口は1,277,314人となっており、内訳は男性599,972人、女性677,342人です。
前月比について、総数は2,205人減、男性1,252人減、女性953人減となります。
奈良県の北部は奈良盆地が広がっていますが、南部は山が多く、県内の約86%の人口が北部の奈良盆地に居住しています。
なお、奈良盆地は奈良県面積の約12%にすぎませんので、いかに人口が密集しているかがお分かりになるかと思います。
交通網と県外就業率
奈良県の北部には関西大手私鉄5社のうちの1つ、近畿日本鉄道が通っています。
この近鉄のおかげで北部民の大阪府へのアクセスが非常に良く、そのため多くの県民が大阪府に就業しています。
奈良県の県外就業率は埼玉県、千葉県に次いで全国3位であり、生駒市に至っては約50%と非常に高い県外就業率となっています。
奈良県の南部は吉野地域といい、奈良県の約3分の2の面積を占める森林地帯が広がっています。
大淀町などの一部の地域では近鉄吉野線が通っており、可住地面積も比較的あるため、大阪市や京都市のベッドタウン化もしています。
とはいえ、ほとんどの地域が山地であり可住地面積が少ないため、多くの村の人口が約1000人となっています。(=過疎状態となっています)
主な産業:観光産業
奈良県の産業は観光産業が発達しています。
平城京が遷都されていたように歴史的価値のある建物や遺跡が多く、多くの観光客を集めています。
奈良県の代表的な観光地は
東大寺(奈良市)
奈良公園(奈良市)
薬師寺(奈良市)
平城京跡(奈良市)
興福寺(奈良市)
唐招提寺(奈良市)
ならまち(奈良市
春日大社(奈良市)
大神神社(桜井市)
法隆寺(斑鳩町)
橿原神宮(橿原市)
石舞台古墳(明日香村)
吉野山(吉野町)
などなど、多数あります。
また、東大寺・正倉院・春日大社・奈良公園など、名だたる観光地が密集しているスポットもあるため、日帰り観光にもおすすめできる観光地があります。
奈良県の歴史
奈良県と言えば「歴史」を思い浮かべる人も少なくないと思います。
皆さんが覚えておられる【奈良県が教科書で出てくるタイミング】は古墳時代の【大和朝廷】や【ヤマト王権】ではないでしょうか。
3世紀から4世紀の古墳時代に、この地方の豪族が力を蓄えて日本地域の大部分を支配する勢力となったのが【ヤマト王権】です。
また、ヤマト王権には卑弥呼が治めていたことで知られる邪馬台国と同一であるという説もあり、ロマンあふれる歴史の1ページを飾っています。
6世紀頃には蘇我馬子、聖徳太子といった歴史の大物もこの地域で活躍しています。
蘇我馬子が飛鳥寺を、聖徳太子が法隆寺を創立するなど、歴史的建造物もこの時代に多く建立されました。
そして一番有名なのは「なんと(710)立派な平城京」で皆さんが覚えた【平城京】ではないでしょうか。
平城京では遣唐使を使い、唐(中国)と貿易、文化交流が行われ、当時の諸外国から輸入した宝物などが正倉院に保管されています。

せっかく奈良に住んでいるので
いつかは正倉院展に行ってみたいものです♪
平安京遷都により平安時代が始まり、都としての機能がなくなった奈良地方ですが(厳密には平安京に遷都する前に長岡京に遷都しています)、その後、南北朝時代の後醍醐天皇が南朝を吉野に開くなど、日本の歴史に時折登場する重要な土地であることには変わりませんでした。
ちなみに奈良県という名称が歴史に登場したのは、1868年(明治元年)であり今から約157年前です。
当時は明治元年ですので、明治維新により【奈良県】という名称が登場したということですね。
その後【奈良府】になったり【堺県】になったりと紆余曲折ありましたが、1887年に改めて【奈良県】となり現在に至っています。
奈良県はグルメがない??
実は「奈良にうまいものなし」という言葉があります。
これは文豪・志賀直哉が随筆【奈良】を執筆した際に書いたものであり、正確には「食ひものはうまい物のない所だ」という言葉となっています。
これが独り歩きをして、前述の「奈良にうまいものなし」という言葉に繋がっているわけです。
しかし、実際の【奈良】を確認すると、その後に「牛肉は大変良かったが近年味が落ちた。でも最近はまた少し良くなった」「蕨粉(わらびこ)というものを送ってやると喜ばれる」「豆腐やがんもどきの評判も良い」「近くの豆腐屋の豆腐は東京、大阪の豆腐好きには評判が良い」といった表現があり、単なる批判ではない、逆に13年間住んだ奈良への愛情が詰まっている表現であるようにも思えます。
奈良県で有名な特産品には
・柿の葉寿司
・三輪そうめん
・いちご(古都華、アスカルビー)
があります。
柿の葉寿司
酢飯のうえに鮭や鯖の切り身を載せた寿司を柿の葉で包んだものが柿の葉寿司です。
奈良県を代表する郷土料理として有名です。
三輪そうめん
日本三大そうめんとして有名な三輪そうめんですが、奈良県桜井市を中心とした三輪地方で古くから作られてきました。
いちご(古都華、アスカルビー)
アスカルビーは2000年に品種登録された奈良県オリジナルのいちごブランドです。
果汁たっぷりでさわやかな酸味があり、まるで宝石(ルビー)のような輝きをもついちごです。
一方、古都華は2011年に品種登録されました。
平均糖度は12~13度とあすかルビーより甘く、酸味と甘さがマッチしたいちごとなっています。
どちらも奈良県を代表するいちごであり、ふるさと納税でも返礼品としてラインナップされていますよ!
【番外編】奈良県の市町村ランキング
筆者が調べた市町村ランキングを勝手にまとめます!
引っ越しなど考えている方はぜひ参考にしてください(^^)
人口の多い市町村ランキング
奈良県公式ホームページより(令和7年4月1日現在)
1位 奈良市
2位 橿原市
3位 生駒市
4位 大和郡山市
5位 香芝市
住みやすい自治体ランキング
アットホーム「奈良県民に聞いた!奈良県内で住みやすい街(駅&自治体)ランキング」より
1位奈良市
2位橿原市
3位生駒市
4位大和郡山市
5位葛城市
住みやすい駅
アットホーム「奈良県民に聞いた!奈良県内で住みやすい街(駅&自治体)ランキング」より
1位大和西大寺駅(奈良市)
2位大和八木駅(橿原市)
3位奈良駅(奈良市)
4位生駒駅(生駒市)
5位橿原神宮前駅(橿原市)
財政力ランキング
アパマンショップ「奈良県市区町村別 財政力ランキング」より
1位生駒市
2位奈良市
3位大和郡山市
4位橿原市
5位香芝市
【まとめ】奈良県には魅力がたくさん!!
こうまとめてみると、奈良県にはたくさんの魅力が詰まっていますね♪
次の記事から色々な点に着目して、奈良県を深堀りしていきたいと考えています。
奈良に暮らして気づいたことや日々の中で感じた“奈良らしさ”をゆる~く発信できたらな、と。
自分でもどんなブログになるやら楽しみです(^^)
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