【奈良市 vs 生駒市】子育て支援制度を徹底比較！住むならどっち？
ろしん
勝手に奈良県探求ブログ
【生駒市 vs 橿原市】子育て世帯におすすめは？支援制度・通勤アクセスを徹底比較
ろしん
「奈良県で子育てしやすいまちってどこ？」
そんな疑問を持つ方に向けて、今回は生駒市と橿原市の子育て支援制度を比較してみました。
どちらも医療費助成や産後ケア制度などが充実していますが、実は細かな内容や手厚さには違いがあります。
さらに、大阪・京都へのアクセス、給食費の補助制度といった生活のリアルな面にも注目してまとめました。
子育て世帯・移住検討中の方は、ぜひご自身の暮らしに合ったまちを見つける参考にしてください！
目次
【制度一覧表あり】生駒市と橿原市の子育て支援制度を比較
早速、下記比較表からそれぞれの市の特徴を見ていきましょう(^^)
| 制度名 | 生駒市 | 橿原市 |
| 1.子ども医療費制度 | ・高校生まで助成 ・乳幼児 無料 ・小学生～高校生 500円～1,000円 | ・高校生まで無料 |
| 2.妊婦健診費用助成 | ・上限110,000円 | ・上限不明 |
| 3.妊娠・子育てのための支援給付 | ・妊娠届時 50,000円 ・出産後の職員訪問時 50,000円 | ・妊娠届時 50,000円 ・出産後の職員訪問時 50,000円 |
| 4.家事手伝いサポート | ・利用料金 500円／時 ・産前～小学校入学の間に標準50時間 | ・利用料金 300円／時 ・出産～1歳半までの間に標準20時間 |
| 5.産後ケア | ・20,000円のクーポン券 ・提携の登録事業者に家事などを依頼 | ・居室訪問型 1,000円 ・通所型2時間 1,000円 ・通所型8時間 2,500円 ・短期入所型 5,000円 |
| 6.学校給食（保護者負担） | ・公立小学校 月額4,400円 ・公立中学校 月額4,800円 | ・公立小学校 4,300円／月 ・公立中学校 4,300円／月 ※R7年度は小中学校ともに2・3学期は給食費無償 |
※医療費や助成内容は変更の可能性があります。最新情報は各自治体公式ページをご確認ください。
生駒市の子育て支援制度まとめ│妊婦健診・家事サービス・産後ケア
ここでは、生駒市で実施されている代表的な子育て支援制度について紹介します。
【1】子ども医療費助成
生駒市では、年齢ごとに異なる医療費の助成が受けられます。
▼乳幼児（未就学児）
外来・入院ともに自己負担なし
▼小学生～高校生：
外来：月500円（医療機関ごと）
入院：月1,000円（医療機関ごと）
※14日未満の入院は500円
調剤薬局：負担なし
【2】妊婦健診などの費用助成
出産前後に必要となる健診費用に対しても、生駒市は複数の助成を行っています。
▼妊婦健診
上限110,000円
※多胎妊婦の場合は25,000円が追加
▼産婦検診
1回につき上限5,000円で2回まで
▼新生児聴覚検査
上限5,000円
▼生後1か月児健診
上限5,000円
【3】妊娠・子育てのための支援給付
生駒市では、妊娠・出産を経て合計10万円が支給されます。支給時期や金額は次のとおりです。
▼妊娠届出時：50,000円
▼出産後の行政職員訪問時：50,000円
【4】家事サポートに使えるクーポン券
妊娠中または1歳未満の子どもがいる家庭に対して、最大2万円分の家事・育児支援クーポンが提供されます。利用できる内容には以下が含まれます。
▼家事：食事の準備・洗濯・掃除・買い物代行
▼育児：授乳やおむつ替え、沐浴の補助など
【5】産後ケア
生駒市では、産後ケアを利用するためのクーポン（12,500円分）が配布されます。
※2,500円×5枚構成で、ショートステイ・デイケアで利用可能。アウトリーチ（訪問型）は対象外。
参考までに各ケアの自己負担額は以下のとおりです。
▼ショートステイ：6,000円／回
▼デイケア：3,000円／回
▼アウトリーチ：1,000円／回
【6】学校給食
生駒市の給食費（月額）は次の通りです。
▼公立小学校：4,400円
▼公立中学校：4,800円
なお、令和6年度の第3学期では、物価上昇による家庭の負担を軽減するため、小中学校ともに給食費が一時的に無償化されました。
このような取り組みからも、生駒市の支援姿勢が感じられますね。
橿原市の子育て支援制度まとめ│子ども医療費助成・学校給食費
次は橿原市の子育て支援制度の詳細をみていきます。
【1】子ども医療費助成
橿原市では、高校生世代まで医療費が原則無料という非常に手厚い支援が整っています。
同市は「子育てしやすいまち日本一」を目標に掲げており、この制度はその方針を象徴するような内容だといえるでしょう。
生駒市も医療費無償化が進んでいますが、高校生まで無償という点で橿原市の制度はとても心強いですね！
【2】妊婦健診などの費用助成
橿原市では、妊娠・出産時に必要となる健診への経済的サポートが用意されています。
▼妊婦健診
14回分の受診票を交付
※市HPに上限金額の記載なし
▼産婦健
1回あたり5,000円を上限に最大2回分補助
▼新生児聴覚検査
自動ABR検査は最大4,000円、
OAE検査は最大1,500円
▼生後1か月児健診
上限6,000円まで補助
【3】妊娠・子育てのための支援給付
橿原市では、妊娠届出時と出産後にそれぞれ給付金が支給されます。支給額は以下のとおりです。（生駒市や奈良市など他の自治体と同様の支援内容です。）
▼妊娠時の届出時：5万円
▼出産後（行政職員訪問時）：5万円
【4】子育てサポート家事支援
「子育てサポート家事支援事業」として、妊婦さんや乳幼児を育てる家庭への支援が行われています。
利用にはいくつか条件がありますが、出産から1歳半になるまでの間に、合計で最大20時間分の家事・育児支援サービスが利用可能です。
▼利用料：1時間あたり300円
20時間利用した場合でも自己負担は6,000円程度と比較的軽く、経済的な負担を抑えられるのが特徴です(^^)
【5】産後ケア
橿原市では、以下の3タイプの産後ケアサービスが提供されており、ママ1人あたり最大5回まで利用することができます。
▼居室訪問型：助産師などが自宅に訪問
▼通所型：指定施設でケアを受けるタイプ
▼短期入所型：施設に宿泊しての支援利用
1回ごとの利用料は以下のとおりです。
▼居室訪問型：1,000円
▼通所型（2時間）：1,000円
▼通所型（8時間）：2,500円
▼短期入所型：5,000円
※市民税非課税世帯や生活保護世帯については、さらに減額される優遇措置があります。
【6】学校給食
橿原市の公立学校における給食費（月額）は以下の通りです。
▼公立小学校：4,300円
▼公立中学校：4,300円
ただし、2025年度は国の交付金を活用し、2学期・3学期の小中学生の給食費が全額無償化される予定です。また、市立以外の学校（国立・県立・私立など）に通う児童・生徒に対しても、同等額の給付金が支給される見込みです。
さらに、1学期分の給食費に関しても「もりもり食べよう橿原市給食基金」を活用し、物価高の影響から保護者負担が増えないように対応されています。
期間限定とはいえ、小中学生の給食費が無償となるのは、子育て家庭にとって大きな助けになりますね！
生駒市と橿原市の通勤アクセス比較｜大阪・京都へ通うならどっち？
生駒市と橿原市の交通の便についても比較してみました！
ここでは、各市の主要駅である【生駒駅】と【大和八木駅】からのアクセスをまとめています。
大阪市へのアクセス
▼生駒市
・近鉄生駒駅～近鉄大阪難波駅
快速急行で約23分
・近鉄生駒駅～JR大阪駅
鶴橋駅で乗り換えて約38分
▼橿原市
・大和八木駅～近鉄大阪難波駅
鶴橋駅で乗り換えて約39分
・大和八木駅～JR大阪駅
鶴橋駅で乗り換えて約51分
京都市へのアクセス
▼生駒市
・近鉄生駒駅～近鉄京都駅
大和西大寺駅で乗り換えて約54分
▼橿原市
・大和八木駅～近鉄京都駅
急行で約1時間4分
比較結果は…
大阪への通勤の便はさすがに生駒市に軍配があがりそうですね！とはいえ、橿原市も十分通勤・通学圏内ではあります。
京都についてはどちらの市も変わりない範囲です。
生駒市・橿原市の商業施設や住環境は？詳細は各市紹介記事へ
上記制度の詳細や住環境、商業施設情報については、それぞれの市町村紹介記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
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【まとめ】制度＋通勤＋暮らしやすさ…総合的に検討を！
生駒市と橿原市、どちらも子育て世帯にとって魅力的な制度が整っています。
医療費助成や給食費の支援などの違いを見比べることで、自分たちのライフスタイルに合うまちが見えてくるのではないでしょうか。
子育て支援制度だけでなく通勤アクセスや学校環境、住まいの立地なども含めて、ぜひ総合的に検討してみてください。
当ブログでは他の市町村とも比較した記事を公開していますので、ぜひあわせてチェックしてみてくださいね！
